リハビリテーション室へようこそ

トピックス

初!3回シリーズの介護予防教室を開催 2017.08.10更新

追浜地域包括支援センターの協力の元、定期的に開催しているお達者教室。今年度は、初のシリーズ化を試みました。運動の継続と行動の変化が目標です。これまでの“運動する”教室から、“運動習慣を獲得する”教室へ!毎回20名を超える方に参加していただき、好評でした。3回とも皆勤だった方が10名程度と少なかったのが残念です。
参加していただいた皆さん、続いてますか??

第1回(5月26日)の様子

運動機能の測定

運動機能の測定

体操指導
第2回(6月9日)の様子

体操再指導

ワークグループの導入

グループ対抗ゲーム
第3回(8月4日)の様子

開始からグループによる活動

グループ活動を通して仲間作り

グループ活動を通して仲間作り

神奈川新聞に掲載されました 2017.08.01更新

車椅子への乗り移りは機械にて全身を吊り上げて行い、リクライニング車椅子に乗車して当院に入院された寝たきりの方がいらっしゃいました。身体機能の評価と動作能力の改善を目的とした入院でした。理学療法と作業療法、摂食嚥下療法を包括的に実施し、医師・病棟とのチーム医療も適切になされ、歩いて自宅退院しました。退院後の旦那さんとご本人の取組が6月29日付の神奈川新聞に掲載されました。

旦那さんの奮闘記がブログで公開されています。“元・山ガールの松ちゃんはZARDの負けないでが大好き~”で検索してみてください!!

今では歩行が自立しています。

入院時

退院時

奨励賞を受賞!!   2017.04.05更新

 2017年3月、名古屋で開催されました第2回日本予防理学療法学会サテライト集会にて地域リハビリテーション活動支援事業の活動を報告しました。その功績が評価され奨励賞をいただくことができました!

参加いただいた住民の方々、横須賀市、追浜地域包括支援センターのスタッフの協力のおかげです。深謝いたします。そして、これからもよろしくお願いいたします。

リハビリテーションを希望される方へ

リハビリテーションの紹介

当院のリハビリテーション室では 予防 の概念を取り入れた 理学療法 作業療法 言語聴覚療法 を実施しています

リハビリテーション室の状況(2017年1月~12月)

手の外科外来とは

当院の整形外科には肘・手の外科センターが併設されています。上肢の外傷や疾患について専門医による早期の診断・治療を行っています。リハビリ室にて専門のスタッフが肘・手の外科センターと連携し診療の一翼を担っているのが手の外科外来です! 術前術後の効果判定を目的とした各種評価や術後の機能回復を目的とした専門的なトレーニングを行っています。

【肘・手の外科センターからの依頼状況】

【手根管症候群の知覚評価】

特別なトレーニング*を積んだスタッフが評価をします

この様な結果を参考に整形外科での診察が行われます

*日本ハンドセラピー学会主催 Semmes-Weinstein Monofilaments講習会修了

施設概要

第1リハ室

物理療法

第2リハ室

作業療法

言語聴覚療法

嚥下機能評価

リハビリテーション室からのお願い

携帯電話等の使用について

リハ室内には多くの治療に関係する電子機器に加え心臓ペースメーカーを挿入している方がいらっしゃいます。リハ室内での使用は禁止されています。電源を切ってから入室してください。

見学・付添について

多くの患者さんが同時にリハビリテーションを実施しています。プライバシー保護の観点からリハビリ室の外でお待ちください。

地域貢献・予防活動

地域リハビリテーション活動支援事業

 2016年度より横須賀市では初めて実施された地域リハビリテーション活動支援事業をリハビリテーション室で受託しました。当院内にある追浜地域包括支援センターと協力し、追浜地区の自主活動グループに対し楽しく効果的な活動を目指したプログラムを実施しました。
これからも、地域の介護予防環境の充実に積極的に取り組んで参ります。

お達者教室・湘南病院健康フェア

 追浜地域包括支援センター主催の『お達者教室』や、当院が主催する年1回の『健康フェア』で、運動や嚥下に関する講師をつとめています。“わかりやすさ”と“楽しさ”を心掛け趣向を凝らして開催しています。皆様の健康の維持・増進と疾病予防にお役に立つような機会にしたいと考えております。
各教室の案内は病院発行の『待合室』(ホームページ、病院内で配布)に掲載いたします。是非次の機会にご参加ください!!
理学療法・作業療法・言語聴覚療法を通してリハビリテーション室を身近に感じ利用していただき、地域に開かれた病院として認められるよう努力してまいります。

スキルアップ・研究活動・卒後研修の取組み

卒後研修

隔週の症例検討会
各種研修会・学会への積極的な参加(※一部費用負担有)

リハビリテーション室スタッフが取得している認定資格

専門理学療法士(基礎理学療法) 専門理学療法士(神経)

3学会合同認定呼吸療法士

かながわ介護予防・健康づくり運動指導員(専門)

福祉住環境コーディネーター 2級

地域包括ケア推進リーダー

介護予防推進リーダー

スポーツ医学検定 2級

中級障がい者スポーツ指導員

健康アンバサダー

AHA BLSプロバイダーコース

研究・学会発表等の状況

2018年
○第3回予防理学療法サテライト集会
同一市内の異なる地域における住民の運動機能と介護予防活動の効果の違い
○第3回精神科理学療法研究会
統合失調症を有する症例に対する理学療法の役割;自己管理に対する社会的支援策への提言の必要性について
雑誌掲載記事執筆 PTジャーナル, 52巻6号, pp547, 2018
○第4回予防理学療法サテライト集会
介護予防教室はグループの創設や運営方法を指導されたリーダーの実務研修や活動の場として活用することが効果的

2017年
〇第52回日本理学療法学術大会
退院時の歩行能力と再入院までの在宅日数との関係性
〇第2回精神・心理領域理学療法部門研究会
妄想性障害で歩行時のふらつきを訴え入院となった患者に対する理学療法の役割に関する一考察-理学療法の継続の有無が自宅退院の契機となった症例-
〇第2回日本予防理学療法学会サテライト集会
civic prideの醸成を目指した地域リハビリテーション活動支援事業の結果報告  奨励賞受賞

2016年
〇第1回日本予防理学療法学会サテライト集会
地域リハビリテーション活動支援事業に対する当院での取組と事業の経過報告
-自主活動の促進と継続を目指した工夫-
〇第14回日本神経理学療法学会学術集会
統合失調症患者に対する理学療法の役割に関する一考察
-理学療法評価の結果の提示が精神症状の安定化に寄与したと考えられる症例を通して-
〇第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会
下咽頭癌治療後の嚥下障害に対し間欠的口腔経管栄養法(IOC)が有用だった一症例
〇第35回関東甲信越ブロック理学療法士学会
統合失調症患者に理学療法を実施した場合の歩行能力の変化と測定項目の検討
〇第33回神奈川県理学療法士学会
人工骨頭置換術後に歩行を獲得できた遂行機能障害を有する患者に対し立位練習プログラムを立案した思考過程

2015年
〇第34回関東甲信越ブロック理学療法士学会
精神症状の増悪が原因で入院となり理学療法を継続したところ運動機能に変化を認めたパーキンソン病患者
〇第50回日本理学療法学術大会
うつ病による入院期間に運動療法を継続し運動機能とうつ症状に変化を認めた一症例
-自由10m歩行テストと自己評価尺度Zung Self-rating Depression Scale(SDS)の経時的変化-

2014年
〇第11回日本神経理学療法学会学術集会
重度の妄想により精神科に医療保護入院となったパーキンソン病患者に対する理学療法の効果に関する考察
〇第49回日本理学療法学術大会
地域に在住する一般の高齢者と比較した場合の大腿骨近位部骨折患者の退院時の歩行
-10m歩行テストからみた歩行の評価と理学療法-